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日本における銀行APIを取り巻くフィンテックの時代錯誤

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2015年。そう、ついに今年、ようやく日本の銀行がAPIについて話し始めました。でも。。また今回も何かが違うのです。

彼らの話に出るAPIとは、バランス(残高)や、取引履歴トランザクションの取得がメインらしく、私が望んでいるものとは大きく違います。用途といえば家計簿(会計)アプリケーション。さらには、個人や企業が使えるAPIではなく、アプリケーションベンダーなどに公開されるに限られると言うレベルのお話。

まさに欧米の15年?遅れと言えるでしょう。

米国でも圧倒的なシェアを誇る会計アプリケーション「Quickbook」。私が米国で20世紀にそれを使っていた際には、既に直接銀行のAPIにつながり、データを取得し、小切手情報を取得し(サインしたスキャンまで取得できます)、 更にはそのまま税金の申告までができました。

今、日本はそこまでもたどり着けていない。そして、これを今さら「フィンテック」と呼んで良いのでしょうか?

一方、では欧米諸国では現在どうなっているのかと言うと、たとえば、個人がAPIを利用して自分専用のインターフェイスを作成して楽しんでいるケースもあります。

My bank has an API so I built online banking – James – Medium

I recently attended Mondo’s second Hackathon, and it was incredibly insightful. My first hackathon,...
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ビジネスでは、ドイツFidor銀行のように、フルAPIを公開し、ビットコインにまで対応しているものまで存在します。

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そして我々のようなテック企業が最も欲しいのは、Payment API。ダイナミックに支払いを行いたいのです。そこもまた、日本の銀行はこの21世紀になってもバッチ処理にとらわれています。いくらバックエンドの処理がバッチとは言え、いくらでもダイナミックにレスポンスを返すAPIは実装可能でしょう。

そして来る#ブロックチェーン 時代。欧米の銀行は、トランザクション単位でリアルタイムにセトルメントしようという所まで話を進めています。ブロックチェーン技術によりトランザクションコストが極めてゼロに近づき、会計上の締め処理を除いては、ネッティングという概念が捨てられ、銀行間取引までもがリアルタイムに歩み寄っています。

では、この日本に何が足りないのでしょう。おそらくそれら世界の最先端の動きを客観的に外から正しく捉え、そのビジョンを今のこの現状から舵取りして実現していく姿勢でしょう。このまま日本が足踏みしているうちに、世界の金融システムはブロックチェーンを取り込んで次のフェイズに進んでいくでしょう。

と書いたのは、ファイル作ってアップロード、ではなく、APIから支払いさせてよ、という熱い想いと願いからでした笑。フル実装のバンキングAPIが欲しくはありませんか?是非皆様のご意見をお待ちしております。

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最終更新日:2015-11-27 19:12

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