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IoT+フィンテック+ブロックチェーンの甘い関係

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先日、経産省のIoTコンソーシアムに加盟したものの、その現場では誰もそのビジョンについて語りません。そもそも見えていないのかもしれません。「インダストリー4.0」やら、我が国ではいつも通りボキャブラリが先行し、結果多くの人が見えているのは「健康状態を測ってくれる便器」やら「卵がなくなったら注文してくれる冷蔵庫」など、単なる通信機能付き家電の話だけ。

その消費者の恩恵には問題がありませんが、必要なのはビジョンです。

先日、SORACOM社が素晴らしいSIMを発表しました:

IoT開発をふつうにする「ソラコム」の破壊力~何を破壊し、何を作ろうとしているのか

 日本におけるAmazon Web Services(以下、AWS)の初代エバンジェリスト 玉川憲氏が立ち上げたスタートアップ「ソラコム」が今、熱い注目を浴びています。本稿では、玉川氏のAWS入社時か...
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これは、安価にかつ自分が決めた帯域で、利用分に応じてのみ通信量を払えるSIM。この登場によってデバイスが気軽にインターネット経由でつながるということです。

先のIoTの世界は、このようなフェアな通信インフラをステップに、各端末がP2P(M2M:Machine to Machineとも呼ばれる)で通信し、情報を交換し、最終的にどれかの端末が有する通信機能を使ってインターネットにつながるようになるでしょう。

そこで生まれるのが「仕事」と「マイクロトランザクション」の概念です。たとえば、自宅マンションの冷蔵庫が、自宅の電球、廊下の電球を経由して、マンションが提供するインターネット接続を利用して卵を注文すると考えて見ましょう。パケットを中継するマンションの電球には、中継という「仕事」に対して、極めて小さい報酬が支払われます。

この概念で行けば、無数に存在するデバイスに「仕事」と「勘定概念」を持たさねばならないことになります。その場合、ほぼ無料の安価な決済手段が必要となります。「P2P通信」で「勘定概念」を持って、「マイクロトランザクション」で「低コスト決済」。

そう。内容的にはまさにフィンテックそのものであり、これには #ブロックチェーン 技術が最適ですね。アドレスは申請する必要もなく無限に生成可能で、トランザクションフィーは限りなくゼロ。そしてセキュリティレベルについてはビットコインが証明済みです。

実は、そこにいち早く目を付け、標準プロトコルを制定すべく開発を進めているのがIBMとSamsung。彼らは「Device Democracy」と称して、デバイス間のP2P通信をADEPTという名称で標準化しようとしているのです。

IBM - Device democracy - United States

Scaling the IoT from billions to hundreds of billions of devices means executives must rethink the t...

今まで常識だった、性悪説に基づいた人的リスク排除、無駄なオペレーションコスト、トランザクションフィー、人的セキュリティコスト、それらを撤廃してくれる一つの大きな革命がブロックチェーンであると考えております。

まさに「ブロックチェーンで端末にDemocracyを」ですね。

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最終更新日:2015-11-27 19:09

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