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クラウドファンディングが日本でテイクオフしない4つの理由

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数年前に、INDIEGOGOとKickStarterでのキャンペーンのお手伝いをするついでに、とことんクラウドファンディングについて調査と実践をした経験からの考察です。これに関しては、現在も日本では変化がないと感じております。

1.そもそもマーケットが小さい

エンターテイメントもそうですが、英語圏に比べて日本語圏は非常に不利です。日本語圏で区切るだけで、出てくるアイデアもBacker(出資してくれる人)もとたんに分母が小さくなります。クラウドファンディングこそ本来はボーダレスで盛り上がるべきサービスであるのに、国外からのキャンペーンやBackerが絶たれているガラパゴス環境です。

2.セカンダリマーケットの不在

市場が大きいだけに、英語圏であればPRサービスから、コンテンツ作成サービス、特化した広告サービス、専門コンサルティングなど、クラウドファンディングに特化したセカンダリマーケットも成長しています。ところが、日本ではそもそも元のマーケットが育っておりませんので付随するサービスも登場しません。

3.裏マーケットの不在

実際KickStarterやINDIEGOGOでキャンペーンを始めますと、あらゆるPR会社からアプローチがきます。ちゃんとしたPRや広告を行おうというものもありますが、その多くが「有償で匿名ユーザーから商品を買うから、その分の決済手数料+我々の手数料を払わないか?」というものです。要するに有償でBackerの数を買って、キャンペーンが盛り上がっているかのように見せかけると言う事ですね。

4.そもそも欧米のクラウドファンディングも矛盾している

3を読んでいただくとおわかり頂けますように、「お金がない素晴らしいアイデアに一般からお金を集める」べきクラウドファンディングが、欧米では裏で実は「お金がある素晴らしいアイデアに、更に一般からお金を集める」に変遷しているという事実があります。実際、過去上手くいったと言われる大型キャンペーンでも、キャンペーン開催中にはFacebookやGoogleでは大量の広告が配信されていることがほとんどでした。そう言う本末転倒なクラウドファンディングの闇の姿が、日本まで伝わってないという事実があります。

日本でも登場して既に数年は経過したクラウドファンディングですが、今後ブレイクスルーを迎える日は来るのでしょうか?

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最終更新日:2016-02-23 01:44

コメント (1)

  • さとうさと

    noteでクラウドファンディングできると思いませんか?投げ銭機能使って、集まったお金で何ができたかレポート書いて。だれかやってくれないかなって、思っているのですけど。

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